Advanced Medical Care Inc.

Medical Service 医療サービス企画

先端医療をすべての患者様へ、先制医療で病気にならない時代へ

日進月歩の医療において、新しい検査技術や治療法が開発されることで、昔は見つけることができなかった病気を超早期に発見できるようになり、治すことができなかった病気を治すことができるようになりました。日本の医療水準は一般的に高いといわれており、国民皆保険制度もあって、多くの人々が同水準の医療を受けられるようになっています。しかし、それでもなお、早期発見が難しい、あるいは治すことができない病気はまだまだ存在し、たとえ検査や治療ができたとしても身体に大きな負担がかかってしまうケースもあります。

当社は、未だ解決されていない医療領域に新たなソリューションを提供すべく、医療サービスの企画開発やプロデュースに取り組んでいます。

先端がん治療プロデュース

日本人の死因第1位である「がん」。医療技術の進歩により、早期発見や早期治療が可能となり、今では不治の病ではなくなってきました。しかし、手強い病気であることに変わりなく、特に進行がんや再発・転移がんにおいては、がんの3大治療(標準治療)とされる手術・放射線治療・化学療法だけでは手に負えず、「もう治療法がない」と言われてしまうがん患者様も多くいらっしゃいます。

そんな「がん」治療領域において、新たな治療選択肢を提供すべく、東京ミッドタウン先端医療研究所をはじめとしたがん治療施設のプロデュースや運営支援にも取り組んでいます。

東京ミッドタウン先端医療研究所

東京ミッドタウン(六本木)の6階にある、がん治療施設です。手術・放射線・化学療法に次ぐ第4の治療法として注目を集めるがん免疫療法を提供しています。各大学病院等との共同研究をベースにした「樹状細胞ワクチン療法」を中心に、患者様に最適な免疫療法をご提案しています。

また、がん細胞の遺伝子変異を分析し、最適な薬を選択して治療する「プレシジョンメディシン(精密医療)」にもいち早く取り組んでおり、治療サポートの一環として血液中にあるがん細胞の遺伝子を分析するリキッド・バイオプシー(腫瘍由来DNA検査)も提供しています。

先端医療・先制医療プロデュース

国内だけでなく、世界各国に医療ネットワークを広げ、世界の最新医療情報を収集。日本ではまだ提供されていない検査法や治療法のうち、安全性や有効性が確認され、患者様にとって有益と判断されるものはいち早く導入。国内の医療機関が提供できるようにプロデュースしています。

 また、昨今では「医療」の概念が「病気を治療する」から「いかに病気にならないか」へとシフトしつつあり、「先制医療」という新しい考え方がでてきています。当社は、病気の発症前にその予兆をみつけ、適切なタイミングと手法で治療的な介入を行う「先制医療」の考えに基づいたサービス企画にも力を入れています。先制医療をプロデュースすることで、病気にならない"未病"社会の実現にも挑戦していきます。

予防血液浄化療法

血液中から病気の原因となる因子(悪玉コレステロールや中性脂肪、炎症物質、ウィルスなど)を特殊なろ過膜を用いて分離、病因物質を除去してきれいになった血液を体内に戻すことで、健康状態の改善をはかる治療法です。保険適用治療としては30年以上の歴史があり、大学病院を中心に肝炎や循環器疾患(閉塞性動脈硬化症、家族性高脂血症)、膠原病や特殊な皮膚疾患など重篤な患者様に対し、目覚ましい成果をあげています。

この治療技術を予防医療として2011年7月に東京ミッドタウンクリニックで導入。これまでに450例以上の実績を重ね、確かな技術と万全の体制で心筋梗塞や脳梗塞などの最大要因である「血管老化」の積極的な改善に役立てられています。