医療の知識・英語力・ホスピタリティ。プロとして学び続けられる仕事
石毛
2020年 中途
クリニック運営支援部門 コンシェルジュ / フロアマネージャー
大学卒業後、新卒で健診医療施設に入職し、15年間勤務。その後、2020年にAMCにコンシェルジュとして入職。2024年4月よりフロアマネージャーに着任し、健診ドック部門のまとめ役も務める。
※インタビュー内容は、「2024年08月30日」時点の情報です。
新卒の就職先では、どんな経験をされましたか?
私が就職活動をしていたのは就職氷河期でどこもかなり倍率が高く、とにかくいろいろな企業を受けていたんです。そんななかで、父が薬品業界に勤めていたことや、姉2人が医療業界に勤めていたこともあって、医療に興味を持つようになりました。そして、姉も勤務していた医療施設の健康診断の部署で働くことになりました。
その医療施設ではミッドタウンのコンシェルジュに近い、エスコートという職種で採用されました。健診に来たお客様の受付や案内、電話対応や請求対応などが主な業務です。新卒から、15年ほど勤めました。
AMCへの転職の決め手を教えてください
私の息子が都内の高校に入学することになったのをきっかけに転職を考え始めました。夫も都内に勤めていましたし、私の実家も川崎なので、都内で暮らすのもいいかな、と。せっかく15年も医療現場で経験を積んだので同じ職種で転職したいと思って転職先を探していました。そのなかで、日本橋室町三井タワー ミッドタウンクリニックのオープニングスタッフの募集を見つけ、採用していただきました。
もちろん、長く働いた職場を離れることに不安はありましたが、新たにオープンするクリニックでチャレンジできることにも魅力を感じ、入職を決めました。まだルールなどが確立されてない状態でしたし、これまでの自分の知識を活かせるのではないかとも思ったんです。
入職後はどんな仕事をされていますか?
今はドック健診部門のコンシェルジュとして働いています。お客様の受付や検査の誘導、チェックアウトの対応などをしています。いくつもの検査があるなかで、順番を調整したり空いている検査へ誘導したり、いかに待ち時間を短くしお客様が快適に過ごせるようにできるかがポイントです。
また、院内のパンフレットや販促ツールを作成する営業企画の仕事や、2024年度からはフロアマネージャーも兼任しています。定期的に、検査科や放射線科、ナースなど部署全体のスタッフが集まるミーティングの進行や、部署を横断した課題解決をするのが仕事です。クリニックはさまざまな職能の人が関わって働いているので、各所から意見をいただいて、仕事がしやすくなるよう調整しています。
コンシェルジュという仕事の魅力を教えてください
医療業界の接客は、専門知識が必要となります。多くの方は不安な気持ちでご来院されます。そんなお客様に安心していただけるように、コンシェルジュも検査項目や実施方法、オプション検査について正しい知識を身に付けなければなりません。そこが難しさでもありますが、医療コンシェルジュとしてやりがいを感じる部分でもあります。
受付時にお客様から質問を受けた際に、正しい知識で説明ができることでお客様は安心されます。私たちの説明でオプション検査の申し込みを決めてくれるお客様もいます。お客様から「コンシェルジュの方でもお詳しいんですね」とお声掛けしていただくと、医療コンシェルジュのプロフェッショナルとしてまだまだ突き詰められる仕事だなと感じます。私がこの業界で長く働けているのも、普通の受付や接客とは違い医療コンシェルジュのプロとして知識を磨き続けられることに魅力を感じているからだと思います。
それから、英語で仕事をする機会があるというのも、当社のコンシェルジュ職の魅力の一つです。ミッドタウンクリニックには多い時は、1日20人以上、英語話者のお客様がいらっしゃいます。学生時代、国際学部に所属していたとはいえ、仕事ではほとんど英語を使ってきませんでした。でも、AMCに入職してから改めて英語を使うことになり、学んでいくうちに、だんだんと慣れてきて楽しさを感じるようになりました。
仕事のなかで難しさや課題を感じる場面はありますか?
健康診断や人間ドックは6月から12月が繁忙期で、1年の半分以上が忙しいんです。とにかく1日の受診人数が多いので、ずっとお客様対応で休む暇がない期間が続きます。そんななかでも丁寧かつ素早くお客様に対応しなければならないのがコンシェルジュの難しさかなと思います。周りをよく見て、臨機応変に対応する力が求められます。
また、マネージャーという立場だからこそ、働きやすい環境作りにはもっと力を入れたいと思っています。女性の多い職場なので、産休・育休を取得される方も少なくありません。私自身、子育てをしながら働くなかで苦労した部分もあるので、これから子育てをする世代の方に、同じ思いをさせたくないんです。バリバリ仕事をしたい人も、家庭を大切にしたい人も働きやすい環境を整えたいです。
仕事をする上で大切にしていることを教えてください
現場の方々が働きやすい環境作りを一番大切にしています。仕事ってフルタイム勤務なら1日8時間ありますよね。人によっては家族よりも職場の仲間と過ごす時間の方が長い方もいます。だから、職場環境ってすごく大切だと思うんですよね。
仕組みを整えることはもちろん、空気を作ることも大切です。どんなに忙しくても、大変でも、信頼できる仲間がいれば続けられることってよくあると思います。職場にはいろいろな性格、年代の方が集まりますが、皆さんが同じ方向を見て仕事をできるように導くのが今の私の役目です。
私が言わなくてもミッドタウンのスタッフは皆さん、何か頼まれると「もちろんです!」と答える人ばかりです。「はい」ではなくて、「もちろんです」。入職してすぐに、素敵だなと思ったところのひとつです。こういった気持ちの良い対応ができる職場の雰囲気や仲間のモチベーションを保つことを大事にしたいです。
働く環境としてのAMCの魅力を教えてください
ミッドタウンクリニックは、リゾートトラストグループであるというブランドを意識して働くことができるのが魅力のひとつだと思います。他のクリニックにはない、ホテルのような接客が求められるんです。忙しいクリニックではつい雑な対応になりがちなところを、 常にお客様目線で対応する姿勢が根付いている。私も最初は苦労しましたが、他のクリニックでは学べないホスピタリティを身に付けられます。
あと福利厚生や勤務時間の管理がしっかりされていることも魅力です。例えば、リゾートトラストグループのホテルを社員価格で利用できるので、私も同僚もよく使っています。リフレッシュにもなりますし、ホテルの方々のホスピタリティも刺激になります。健診部門に関しては、お休みも取りたい時に取れますし、残業もほとんどありません。メリハリをもって仕事もプライベートも大切にできます。
最後に入職を検討中の方へメッセージをお願いします
医療業界での経験がない方でも、テキパキ働くことや接客の仕事が好きな方なら、十分働けます。働いているうちに医療の知識もついていきますし、私たちもしっかりサポートするので安心してください。
AMCは働きやすい環境づくりにも力を入れていて、ワークライフバランスや福利厚生も充実していますし、またキャリアアップの機会も豊富です。興味を持っていただけた方は、ぜひ、応募してみてください。
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