私が所属するコールセンター2課は、主に「ハイメディック・ミッドタウン」※1の予約を管理しており、その責任者を務めています。具体的には、会員様の検診予約の受付から、検診施設への手配や調整、事前資料や検査キットの送付など、予約から受診当日までの一連の業務を約10名のスタッフで行っており、そのスタッフのフォローやマネジメントをしています。
※1「ハイメディック・ミッドタウン」とは
AMCのグループ会社である(株)ハイメディックが提供する会員制総合メディカル倶楽部「グランドハイメディック倶楽部」の検診拠点のひとつです。医療法人社団ミッドタウンクリニックに検診を委託しており、東京ミッドタウンクリニック(特別診察室)にて会員様の検診受け入れを行っております。
前職は、AMCと同じように健診施設を運営支援する会社で、上場を目的にベンチャーキャピタルからきた社長の下、新宿近辺の健診施設の統廃合に関わる業務に携わっていました。しかし、経営状況などから上場は困難と判断し、そのベンチャーキャピタルは撤退。当時一緒に仕事をしていた医療コンサルタントを通じて出会った(株)ハイメディックの方から、AMCを紹介されたことがきっかけです。保険診療に加え、VIPをターゲットにしたビジネスモデルと、新しい医療を積極的に採用しているAMCで働きたいと思いました。
AMCの一番の魅力は、まだ設立10周年を迎えたばかりの医療ベンチャーでありながら、大きな信頼と経営基盤を有するリゾートトラストグループとしてシナジーを発揮できる点にあると考えています。ベンチャー特有の挑戦しやすい環境に加え、日本でも有数の最先端機器や検査技術、医療サービスをいち早く導入し、会員様をはじめとする多くの方々に提供できるのは、日本の会員制ビジネスを牽引するリゾートトラストグループだからこそです。しかも、前述の「グランドハイメディック倶楽部」はトップクラスの質と会員数を誇り、社会的に成功されている方が多く入会されています。最新医療に触れながら、そのような方々と普段から接することができるのはとても刺激的です。
確認漏れや受診機会のロスを防ぐため、システム構築を推進し、業務改善に取り組みました。会員制の検診は、一般の人間ドックに比べて検査項目も多く、宿泊手配の必要有無など、確認すべき事項がたくさんあります。
しかも「ハイメディック・ミッドタウン」はより精緻な検査を効率的に提供するため、検査日が2日間に分かれています。医療業界は一般的にIT化が遅れていて「紙」が多く、日々の予約管理業務が非常に煩雑でしたが、要所にITを活用することでスタッフの負担も軽減され、会員様にもより適切なタイミングで情報を提供できるようになりました。
今は、他の検診施設にも関わる大きなプロジェクトを責任者として推進しています。まだ準備段階なので詳細をお話しすることはできませんが、これが実現すれば会員様の満足度を一層向上させ、AMCはもちろん、グループ会社にとっても大きな改善につながるので、とてもやりがいを感じながら挑戦しているところです。
医療業界は参入障壁が高いため競争が起きづらく、成長スピードが遅いといわれることがあります。しかし逆に言えば、それだけ延び代も大きく、やり方によっては改革・改善できる点も多いということです。現在の業務は会員制検診の予約部分に特化していますが、検診後のフォローまで含めた全体の運営まで意識して、より経営に近い視点でインパクトのある取り組みを行っていきたいです。
日本トップクラスの会員制医療サービスの一躍を担うAMCで活躍することは、医療業界そのものに影響を与えることにもつながります。より良いインパクトを与えるために、様々な分野の人たちが得意とすることをつなぎながら新たな価値を生み出せるリーダーでありたいと思っています。