株式会社アドバンスト・メディカル・ケア

認知症に希望の光プラズマローゲン

専門家の声

専門家の声

Vol.05
極度の脳疲労からの解放、新しい社会への挑戦。

今回は弊社代表取締役社長古川とプラズマローゲン研究者藤野先生の対談を企画しました。読者の皆様の中には古川と同じように会社経営をされている方もいらっしゃるかと思います。睡眠不足に悩まされていた古川の実体験は皆様も思い当たることがあるのではないでしょうか。藤野先生には医師、そして研究者の観点から睡眠に関する症状を解説していただいております。またホタテ貝由来のプラズマローゲンに関する臨床試験の中間結果が出ましたので、こちらも藤野先生にお話を伺いました。

左:リゾートトラストグループ 株式会社アドバンスト・メディカル・ケア 代表取締役社長 古川 哲也
右:九州大学名誉教授 医療法人社団ブックス 理事長 レオロジー機能食品研究所 代表取締役 NPO法人 BOOCSサイエンス 代表理事 藤野 武彦先生
今回は弊社代表取締役社長古川とプラズマローゲン研究者藤野先生の対談を企画しました。読者の皆様の中には古川と同じように会社経営をされている方もいらっしゃるかと思います。睡眠不足に悩まされていた古川の実体験は皆様も思い当たることがあるのではないでしょうか。藤野先生には医師、そして研究者の観点から睡眠に関する症状を解説していただいております。またホタテ貝由来のプラズマローゲンに関する臨床試験の中間結果が出ましたので、こちらも藤野先生にお話を伺いました。

睡眠との関係。脳疲労の段階から十分に試してみる価値あり。

古川
私が藤野先生と出会ったとき、ちょうど弊社の新しいクリニックづくりに奔走していました。海外とのやり取りが多かったため、夜中に連絡がくることが多く、対応しているといつの間にか朝になっている… 最近は、スマートフォンでメールが読めますよね。当時もベッドサイドに携帯を置いていたため、眠ったとしても緊張感が抜けず浅い眠りになり、疲れが取れない身体になっていたようです。
藤野先生
激務ですね。仕事ができる方は、このような生活スタイルをしている方も多いでしょう。これは社長業の宿命ですよね。このような状況下でも仕事での結果を残さないといけないし、体調管理もしっかりしないといけない。そこでプラズマローゲンを試されたのですね。
古川
そうなんです。プラズマローゲンは私にとってすごく効果がありました。特に睡眠に関する効果が目に見えて分かりました。寝る前に飲むととてもよく眠れるのです。ですから、次の日朝早く起きなければならないときは、寝すぎてしまうので、飲まないこともあるくらいです。
藤野先生
現在、我々の研究グループはホタテ貝から抽出したプラズマローゲンで認知症の臨床試験を行っています。中間解析でも効果がでてきていますが、認知症以外にも効果があると考えています。古川さんのように脳をフル活用している経営者の方が使って睡眠の改善効果を実感できたことは大変意味があると思います。人間は仕事をすれば脳が疲労します。ましてや睡眠時間が少なくなれば神経細胞の働きが悪くなるので記憶や言語に影響がでるのは当然でしょう。私も睡眠が足りない日は、講義で話すスピードが遅くなり周囲から「先生疲れていますか?」と心配されますよ(笑)。認知症(または認知症予防)の場合は、継続的に飲用することで改善効果が得られますが、古川さんのように、ここぞという時に使ってパワーアップする活用法はビジネスに良い影響を与えますね。
古川
飲んだり、飲まなかったりする使い方にとくに問題はないのでしょうか。また、プラズマローゲンはうつ病の薬などと違って、副作用が見られないというのは非常に安心なところですよね。
藤野先生
そうです。プラズマローゲンは自然物質で、もともと体内で作られる物質です。デメリットが少ないということは誰でも試しやすいということになります。古川さんのようなピンポイントの飲み方でも問題ありませんが、多忙で脳を酷使されている方は疲労を予防するためにも、継続的な飲用をおすすめします。
古川
社長業をやっていますと社内からも社外からも色々な相談を受けます。睡眠の話は社員のメンタルヘルスへも繋がっていきます。たとえば社員に元気がなくなると、今までは心療内科に行くという選択肢になっていた。でも、一度行ってしまうとすごい量の薬を出されたりしますよね。そのレールに乗ると大量の薬を飲み続ける方向に進んでしまうのではという不安から、その前にプラズマローゲンで、できる限り食い止めたいという思いが私にはあるのですが。
藤野先生
薬はもちろん重要な役割を果たしますが、睡眠薬と抗うつ剤をたくさん出されるとご本人はより落ち込み、自分でも病気だと思い込んでしまうことで負のスパイラルに入る場合もあります。私も以前から脳疲労と睡眠との関係が深いことは分かっていましたので、古川さんに睡眠の改善がみられたように、十分に試してみる価値はあると思います。
ところで、私の友人で古川さんのように病院の経営者であり、現役の医師として患者さんを診ておられる方がいらして、先日、プラズマローゲンに強い関心をもち、実際にご自分で試されたのです。翌日、さっそく電話がかかってきました。興奮した声で「藤野先生、すごいですね!睡眠が全く変わりました」と言われ、「認知症のような大脳皮質の研究だけでなく、睡眠に係わる脳幹網様体など脳幹に近いところの研究をやってみませんか、そこに作用しているからこそ睡眠が良くなったはずです」というアドバイスを受けたのです。その医師は睡眠分野の専門家です。私も、これは研究を急がなければならないと思いましたね。
大脳皮質や小脳や脳幹、あらゆるところでプラズマローゲンが活躍していると思います。しかし、いま医学的な根拠を示さずに言ってしまうと誤解されてしまうので、我々としては、今後一つ一つ科学的に、正確な事実を検証して世に出していきたいと思っています。

中間結果で証明された効果。そこから分かる介護のポイント

藤野先生
中間結果で驚いたことが2つあります。まず、ホタテ貝から抽出したプラズマローゲンは、鶏胸肉から抽出したプラズマローゲンの約2倍も鋭く、早く、深い効果がありました。そしてもう一つは効果の範囲が広く、特に周辺症状によく効いているのです。医師は中核症状を最初に考えがちです。例えば中核症状は記憶障害と考え、それに対する治療をするわけです。ところが、周辺症状の幻をみるとか、抑うつ状態になってしまうとか、介護者に対する負担の大きい症状の直接的な解決にはなっていない場合があるのです。今回の周辺症状の改善で一番目を見張ったのは、患者さんに「笑い」がでてきたことでした。「笑い」というのは記憶障害の改善というレベルではありません。調子がよくなると、冗談を言ったり、周りの人への気遣いがでてきます。これは人間としての最高の機能が戻ってきた証拠です。 このオープン試験では重症の患者さんが多く参加しています。認知症の種類もアルツハイマーだけではなく、レビー小体や血管性などの方も対象となり、そんな方たちに劇的な変化があったという報告が早い段階で出てきましたので、今回は中間結果を出すことにしたのです。
認知症に関するホタテ貝から抽出したプラズマローゲンの効果は確かに出ましたが、さらにそれには環境も影響していると思います。今回、リゾートトラストグループの運営されている介護施設に協力していただいて分かったことですが、質の高いケアが行われて、極めて人間の尊厳を重要視して、その思いが患者さんにも伝わって、生きる勇気に繋がっていたということです。それは、ある一定の経済的なレベルがあるがゆえにできるという条件であるかもしれませんが、環境は非常に大切だと感じましたね。
古川
試験に参加した患者さんがいらっしゃった弊社グループ施設には介護棟と健常棟があります。一般的には介護棟に入ると戻れないというイメージがあるかもしれませんが、介護棟はあくまでも一時的に過ごす場所で、ご自身の意思で動くことのできる健常棟に戻っていただくことを目標にしています。先生の研究が進んでいくと、これからの認知症はいずれは自宅へ戻れるようになるかもしれませんね。それには生活環境と医学的な対応の両立が必要だと思います。認知症になっても元の生活に戻ることのできる施設という発想は、今後の新しい流れになると思っています。

「健康寿命」はこれからの社会課題新しい研究こそが世界を変える!

古川
日本はいま、医療保険や介護保険の財源が厳しい状況です。現在のような手厚い医療・介護を保険で受けられる時期は限られてくるでしょう。医療保険や介護保険に頼りすぎるとリスクが高い時代なのです。これからはただの長寿ではなく、いかに健康的な時間を長くするのかが大切だと思っています。みなさまに一日でも長く元気に質の高い人生を送っていただきたいですね。そのためには新しい研究が社会の問題解決に必要だと思います。プラズマローゲンは社会を救う新しい試みの一つだと確信しています。
藤野先生
同感です。医師としての立場からすると、まず医師たちの頭の切り替えが必要だと思っています。医師は保険医療の中で完結する治療を提供しがちです。それは古川さんも痛感されていると思います。新しい成分の効果というのは、これから証拠が積み上がっていくのです。プラズマローゲンは現実に効果が出てきたので、多くの疑心を抱いた医師たちも頭から否定できない状況になってきています。効果が出て、さらに副作用が見られないわけですから、積極的に試していただきたいと思います。新しい研究というのは、そういうところを突破していってようやく一般的に認識されていくものだと思っています。
古川
藤野先生のマインドにはいつも勇気をいただきます。そして、本当にエビデンスが出てきている。これからの研究にも大きな期待を持っています。今日はありがとうございました。
藤野先生
こちらこそ、ありがとうございました。