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成分情報

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エクオール産生を促進するラクトビオン酸

ラクトビオン酸とは

ラクトビオン酸は牛乳に含まれる乳糖を原料に、酢酸菌発酵により作られる酸性オリゴ糖です。カスピ海ヨーグルトに含まれている食経験のある素材です。

エクオールの産生を促進するためには、腸内環境を整えることが大切

ラクトビオン酸は、牛乳に含まれる乳糖を酢酸菌が発酵することで生成される酸性オリゴ糖です。酢酸菌は短鎖脂肪酸の一種であり、腸内環境の改善に役立つことで注目されています。

短鎖脂肪酸とは

腸内細菌が食物繊維やオリゴ糖をエサとして発酵させることで作り出す有機酸や脂肪酸の一種です。短鎖脂肪酸は、腸内の悪玉菌の増殖を抑え、善玉菌が住みやすい環境を整える働きがあります。

研究により、ラクトビオン酸がエクオールの産生を促進することが明らかになりました。

すべての世代でカルシウム不足

カルシウムは人体に最も多く存在するミネラルです。99%が骨や歯に、残りの1%は血液中に存在しています。丈夫な骨や歯をつくるのに欠かせない栄養素として知られています。1日のカルシウム摂取基準である650mgに対して、すべての世代で推奨量を満たしていないのが現状です。

カルシウムは吸収率が悪い

食品によってカルシウムの吸収率は異なります。乳製品で40%、小魚20%、野菜は19%と言われています。そのために、1番カルシウムの吸収率が⾼い⽜乳でもコップ1杯(220mg/200mL)でも、90mg程度のカルシウムしか体内に吸収されないのが現状です。

カルシウムが不足しやすい原因の一つとして、吸収率が低いことがあげられますが、ラクトビオン酸は、カルシウムの吸収率を高めることが確認されています。腸管でカルシウムが吸収されるときに、リンと結合することで吸収が妨げられてしまいます。リンは加工食品やインスタント食品に多く含まれているため、これらの摂取を控えることも大切です。

ラクトビオン酸はカルシウムの吸収をサポート

ラクトビオン酸は水に溶けやすいという特徴があります。そのためにラクトビオン酸とカルシウムを同時に摂取することで素早く結合し、腸管からの吸収を促進します。

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